超高精度薄膜製造装置

ご依頼者 大手化学工業メーカの研究所
対応会社 C社(カム・NC・MC・ワイヤ・旋盤・挽物)
依頼製品 超高精度薄膜製造装置 
装置目的 75mm角、厚さ3mmのガラス板2枚を合わせた隙間0.1μ±0.001を作る装置
製造期間 2.5 ヶ月(ご発注~設計~納品)

社長は、東京都産業技術研究所の技術会議委員などさまざまな工業技術研究会に参加され幅広い技術情報のアンテナを持ち、また長年培った経験を生かしたものづくりへのこだわりと温和な人柄を兼ね備えた経営者だ。

今回のご依頼製品開発にあたって、まず大きなポイントとして、数千万円もする最新式の三次元測定装置を使ってもお客様が期待する精度の測定が不可能であること、またガラス面自体の平面度にばらつきがあることなどが問題となった。

このような厳しい条件下、測定不可能な精度を出すためにはどうしたらいいのか、総合的な技術力を武器にさまざまな着眼点からアイデアをひらめかせ、ゲージブロック・測定基準器等を直接測定用に使用することを考え、サブミクロンの精度が出せる装置を開発することができた。
しかもお客様の予算通り、2.5ヶ月という短納期で対応できた実力はすばらしい。


 

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